かんぱち・
いちろくとは

コンセプト

ゆふ高原線の
風土をあじわう列車

”風土”すなわち、
その土地の気候や地勢、
そこから生み出される
土地の食や風習、風景を
五感で楽しむ列車です。

車両デザイン

車両外観

艶のある黒を基調としたデザインで、車体にはゆふ高原線の路線図(久留米駅~大分駅)をモチーフにしたゴールドライン、上下にはゆふ高原線の駅名によるエッジラインが描かれています。車体にゆふ高原線沿線の景色が映り込むことで、車両全体で沿線の景色を表現するようデザインされています。

1号車

1号車内装

大分・別府エリアの風土をモチーフにデザインしました。火山や温泉を想起させ、大分の県旗にも使われる赤をベースとした温かい色味のソファ席は、重厚感のある座り心地を重視したお座席です。テーブルには大分産の杉を用い、天井や手摺も杉板で統一した木の温かみのある客室となっています。

2号車 ラウンジ杉

2号車ラウンジ杉

大きな窓から沿線の景色を望むことのできる2号車「ラウンジ杉」。ご乗車のお客さまの共用スペースとしてご自由にお過ごしいただけます。由布院・日田エリアの風土をモチーフにデザインしました。樹齢約250年の杉の一枚板カウンターと日田の底霧をイメージした天井が天領地であった日田の豊かな自然を表現し、落ち着きのある洗練された雰囲気をつくります。一枚板カウンターの端部にはミラーサイネージを設置し、沿線の紹介動画等もお楽しみいただく予定です。 2号車ラウンジではビュッフェも兼ね備えており、ゆふ高原線沿線の美味しい食べものや飲みもの、列車のオリジナルグッズなどの販売を予定しています。

3号車

3号車内装

福岡・久留米エリアの風土をモチーフにデザインしました。沿線の雄大な平野や山々を想起させる緑と、福岡 の県章にも使われる青をベースとした落ち着いた空間です。テーブルには福岡産の杉を用いています。2~4名でゆっくり過ごせる半個室型のBOX席では、お客さまだけのお時間をゆっくりお楽しみいただけます。

3号車 畳個室

3号車内装

お子さま連れのご家族やグループのお客さまなどさまざまなシーンでご利用いただけます。大きな窓からは沿線の景色をたっぷりとご覧いただけます。贅沢なお時間をお過ごしください。

デザイナー

株式会社IFOO

株式会社IFOOロゴ
代表取締役社長八幡秀樹

会社概要

「【温故生新】~時間の中に埋もれた価値に光を当てる~」ことを経営理念とし、地方が掲げる「地方創生(豊かな場づくり)」を、鹿児島の食・建築文化を通して価値を再変換し発信することを目指すデザイン会社。
鹿児島市内では、鹿児島の手仕事、建築文化を五感で感じながら滞在できる高級民泊施設「萌蘖(ほうげつ)」を運営。

  • ※株式会社IFOOさまは九州DreamStationにぎわいパートナーです。

パートナー

新D&S列車特急「かんぱち・いちろく」車内でのお時間をより一層お楽しみいただくための
"食"、"器(お重)"、"オリジナル日本酒"、"アート装飾"に共に取り組むパートナーの皆さまです。